ホロット（Haulotte）：2025年11月20日
ホロットのスペイン販売会社であるホロット・イベリカ（Haulotte Ibérica）は11月20日、マドリードのリヤド・エア・メトロポリターノ・スタジアム（Riyadh Air Metropolitano Stadium）で開催された建設・公共事業・鉱山業界向け表彰式「プレミオス・ポテンシア（Premios Potencia）」で、電動式屈伸ブームリフト「HA20 E（エイチエー20 イー）」が「最優秀人員揚重機械」部門賞を受賞したと発表した。
同イベントは、インテルエンプレスマス・メディア（Interempresas Media）が主催し、350名以上の業界関係者が参加した。2025年版は「過去最大規模」とされ、技術革新、環境対応、社会課題、設計品質、運用効率、若年層・女性人材の参画促進など、変革する建設産業の方向性が示された。来年の2026年には開催20周年を迎える。
■HA20 E ― 高性能かつゼロエミッションの屈伸ブーム
今回受賞した「HA20 E」は、ホロットの電動シリーズ「パルセオ（PULSEO）レンジ」の一機種で、現場の脱炭素化ニーズに応える100％電動式モデル。
主要性能は以下の通り：
• 作業高さ：20.5m
• 水平最大リーチ：11.9m
• 最大積載荷重：350kg（Extra Reach仕様）
また、オシレーションアクスル（振動軸）、ディファレンシャルロック、四輪駆動システムにより凹凸地形でも高い走破性を発揮。走行アシスト機能や搬送用ハンドルなど、安全性と操作性を向上させた最新技術も搭載している。屋内外の幅広い現場で利用でき、従来機比で静音性・環境性能・作業効率を大幅に高めた。
■スペイン市場での取り組みを評価
授賞式では、グルーポ・ゴマリス（GRUPO GOMARIZ）CEOのラウル・ゴマリス・ペレス（Raúl Gomariz Pérez）氏より、ホロット・イベリカのイバン・モロド（Ivan Morodo）氏、ルイス・フェルナンデス（Luis Fernández）氏にトロフィーが手渡された。
同社はスペイン市場での電動化・安全・効率性強化の取り組みを継続しており、今回の表彰はその成果を象徴するものとして評価された。
ホロット・イベリカ事業責任者のイバン・モロド氏は、次のように述べた。
「HA20 Eが受賞したことを大変光栄に思います。本機は安全性、性能、環境配慮を両立する製品であり、建設現場のエネルギー移行を支援する存在です。お客様との信頼関係により得られた成果であり、今後も現場の生産性と持続可能性を高めるソリューション開発を継続していきます。」
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