ライオンケミカル、小倉工場隣接地に新工場建設、和歌山市で立地協定を締結

ライオンケミカル(和歌山県有田市)は11月17日、同社小倉工場(和歌山市)の隣接地に新たな生産拠点となる「小倉第2工場」を建設する計画について、和歌山県および和歌山市との立地協定を締結した。調印式は同日10時から、和歌山市役所本庁舎4階の市長室で行われた。

協定締結には、ライオンケミカル代表取締役社長の田中源悟氏、和歌山県商工労働部長の中場毅氏、尾花正啓市長が出席した。同社では、医薬部外品(殺虫剤・入浴剤)や芳香・消臭剤、洗浄剤などの製造販売を展開しており、近年は各種製品の受注が増加。これに対応するため、生産能力強化を目的に新工場建設を決定した。

新設される小倉第2工場は、2026年9月の操業開始を予定し、3年間で15名(うち正社員12名)の新規雇用を見込む。稼働後は既存工場との連携を図りながら、生産効率の向上と供給体制の強化を視野に入れる。

<小倉第2工場増設計画>
名称:ライオンケミカル株式会社 小倉第2工場
立地場所:和歌山市小倉4-1
雇用予定:15名(うち正社員12名)(3年間)
業務内容:各種商品の製造
操業時期:2026年9月予定

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