メッツォ、東アフリカでの展開強化へ、ロック・プラントと販売契約を締結

メッツォ(Metso):2025年11月14日

メッツォ(Metso)は、東アフリカで建設機械・採石機械を扱う有力ディーラーであるロック・プラント(Rock Plant)と販売契約を締結し、同地域での事業展開を加速する。

フィンランドのメッツォは11月14日、東アフリカの建設機械・採石機械ディーラーであるロック・プラントと販売契約を締結したと発表した。ケニア、タンザニア、ウガンダの3カ国において、同社の破砕・選別機器および部品・サービスの販売を同社が担う。

■東アフリカで拡大する需要に対応

メッツォ EMEA北地域のディストリビューションマネージャー、イグナシオ・ガルシア(Ignacio Garcia)氏は、東アフリカ市場について次のように述べている。
「東アフリカは骨材および鉱業分野においてアフリカで最も成長が速い市場の一つです。強固な地域ネットワーク、技術力、サービス力を備えたパートナーと組むことが不可欠でした。ロック・プラント(Rock Plant)は豊富な実績を有し、同地域に深く根ざしたサービス体制を持っています。今回の提携により、メッツォは同地域でのカバレッジ強化、迅速な対応、安定した顧客サポートを実現できます」。

東アフリカの各国では、離れた採石場や厳しい条件で使用できる「信頼性・燃費効率・保守性」を兼ね備えた機械の需要が拡大。特に、移動式およびモジュラー式ソリューションの重要性が増している。

■ロック・プラントが取り扱いブランドを拡充

ロック・プラント(Rock Plant)のマネージングディレクター、プリトパル・ループラ(Pritpal Roopra)氏は次のようにコメントした。
「メッツォとの提携により、当社のポートフォリオに世界的な破砕・選別ブランドが加わります。地域ネットワークを通じて、顧客は先進技術と強力なサポートを同時に得ることができます」。

さらに、メッツォ EMEA北地域の資本財販売ディレクター、アダム・ベン(Adam Benn)氏は、
「メッツォのグローバルな技術力とロック・プラントの地域密着型サービスが組み合わさることで、顧客は迅速なサポート、現地での部品供給、導入から保守まで一貫した支援を受けられます。稼働率向上や運転コスト削減にもつながります」と述べた。

■メッツォについて

メッツォ(Metso)は、骨材、鉱物処理、金属精錬の各産業向けに持続可能な技術・ソリューション・サービスを提供する世界的企業。エネルギー・水効率の向上、生産性向上、環境リスク低減に取り組んでいる。本社はフィンランド・エスポー。2024年末時点で約17,000人を世界約50カ国に擁し、2024年売上高は約49億ユーロ。株式はナスダック・ヘルシンキに上場している。

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