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NTNとKDDIテクノロジーが次世代検査ラインを初披露

・ロボティクス×AI融合で外観検査が進化

・スマート工場EXPO[秋]で「i-WRIST×MiraLens」連携デモを公開

NTNKDDIテクノロジー(東京都江東区)は9月16日、17日から幕張メッセで開催される「第4回 スマート工場 EXPO [秋] -IoT/AI/FAによる製造革新 展-」で、両社の技術を融合した外観検査ソリューション「i-WRIST×MiraLens」の連携デモンストレーションを初公開すると発表した。

展示はKDDIテクノロジーブース(No.13-16)で行われ、来場者は“人の手首のような動き”と“人の目を超えるAI判定”を組み合わせた次世代の自動検査ラインを体感できる。

■高速・高精度・省スペース──i-WRISTが拓く柔軟な検査動作

NTNが開発した「i-WRIST」は、人間の手首関節のような滑らかで自由度の高い動作を可能にするロボットモジュール。従来の多関節ロボットに比べて高速な位置決めが可能で、検査時間の短縮と省スペース化を両立する。プログラミング不要の簡易ティーチング機能により、導入・運用のハードルも低い。

■少量学習で高精度判定──MiraLensが実現するAI検査の新基準

KDDIテクノロジーの「MiraLens」は、わずか5枚の良品画像から欠陥検出モデルを生成できるAI不良検査アプリ。PLC連携や再学習機能にも対応し、現場ごとの柔軟な運用が可能。従来のAI検査に比べて導入コストと時間を大幅に削減できる点が特長。

■検査工程の革新へ──4つの連携ポイント

両技術の連携により、以下のような検査工程の革新が期待される:

■展示会詳細

次世代の外観検査を担う「i-WRIST×MiraLens」は、熟練検査員の技能を自動化する新たな選択肢として、製造現場の省人化・品質向上に貢献する。スマートファクトリー化を加速する注目技術として、今後の展開が期待される。

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