パルフィンガー、マドリードに新拠点を開設

 PALFINGER (パルフィンガー):2025年5月20日

 PALFINGER Ibérica(パルフィンガー イベリカ)は、マドリードのビカルバロ地区に移転します。約22,000平方メートルの広さを誇る新営業・サービス拠点には、本社、設置・サービスセンター、スペアパーツ倉庫、物流エリアが一体となって集積されます。

 PALFINGERは、マドリードを含む世界中の主要市場において、近代的な拠点と営業・サービスセンターへの投資を進めています。昨日の起工式に続き、革新的なクレーンおよびリフティングソリューションのリーディングカンパニーであるPALFINGERは、スペインにイノベーションと卓越性のための新たな拠点を建設します。

 PALFINGERのグローバル営業・サービス担当上級副社長である(ゲルハルト・シュトゥルム)氏は次のように述べています。

「PALFINGERは常にお客様に寄り添い、お客様のニーズを理解し、お客様一人ひとりに合わせた統合されたソリューションを提供することを目指しています。観光業とインフラ整備事業が好調な南欧、特にスペインは、PALFINGERにとって重要な中核市場です。PALFINGER Ibéricaの優秀なチームと新施設により、PALFINGERの地域における地位を強化できることを誇りに思います。」

 新施設の建設は2025年5月末に開始され、1年以内に完了する予定です。PALFINGERは新施設の建設に総額2,000万ユーロを投資します。

■成長とコラボレーションのための最先端の環境

 22,000平方メートルの敷地に約120名の従業員を擁する新施設は、本社から設置・サービスセンター、スペアパーツ倉庫、物流施設、そして最大100名収容可能な講堂まで、セールス&サービスハブとして全事業を集約します。

 最先端のインフラを備えたこの拠点は、地域における地域のために優位性を生み出すという当社のコミットメントを支えています。マドリード拠点の計画においては、例えば太陽光パネルの設置など、持続可能性も考慮されています。

 PALFINGER Ibéricaのマネージングディレクター、Jörg Schopferer(ヨルグ・ショプフェラー)氏は次のように述べています。
 「この拠点を集約することで、スペインのお客様とパートナーの皆様に、最速かつ最高品質のサポートを提供できます。昨日の新施設の起工式は、スペインにおけるリフティングソリューションのリーディングカンパニーとなるという当社のコミットメントを具体化する重要な節目です。」

 起工式はビカルバロの工場で行われ、メディア関係者、現地のPALFINGER Ibéricaチーム、そしてPALFINGER経営陣が出席しました。これは、南ヨーロッパの成長市場におけるPALFINGERの新たな章の始まりを象徴するものです。

■ PALFINGER AGについて
 PALFINGERは、国際的なテクノロジーおよび機械エンジニアリング企業であり、革新的なクレーンおよびリフティングソリューションの世界有数の生産・提供企業です。約12,350人の従業員(契約社員を除く)、30の製造拠点、そして世界中に広がる包括的な販売・サービスネットワークを擁するPALFINGERは、顧客の課題に応え、付加価値を創造します。PALFINGERは、生産チェーン全体とバリューチェーン全体におけるデジタル化の可能性を活用しながら、効率性と使いやすさを向上させる革新的でスマートな総合ソリューションの提供者として、常に歩み続けています。
 PALFINGER AGは1999年にウィーン証券取引所に上場し、2024年には売上高23億6,000万ユーロを達成しました。
 
 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。