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ニップン、横浜市都筑区に研究開発拠点を移転、「ニップン R&D センター」を設置

・未来へつづく、新しい食の共創空間の実現を目指す
・2026 年10 月事業開始予定

 ニップン(東京都千代田区)は1月30日、研究開発機能の強化と利便性向上に加え、土地の有効活用等を図るため、現在の神奈川県厚木市から神奈川県横浜市都筑区に研究開発拠点を移転し、「ニップン R&D センター」を設置すると発表した。

 新拠点での事業開始は、2026 年 10月を予定。研究員がオープンマインドを持って、社内外と積極的に交流することで、さまざまな「Collaboration」が生まれる
「Laboratory」を目指し、「Open Collaboratory ― 未来へつ
づく、新しい食の共創空間」をコンセプトとした拠点づくりに
取り組む。

 魅力的な製品を開発し、おいしさと新しい食の可能性を探求し続ける場所となるよう、研究開発スペースを拡張するほか、オフィス環境を整え、研究員間の連携強化を図る。さらに、顧客や社内外の異なる技術領域の人々とのコミュニケーションを活性化し、オープンイノベーションを推進することで、多様なアイデアや意見を取り込み新しい価値の創造を図っていく。

 「ニップン R&D センター」は既存建物をリノベーションするにあたり、柱や床等の主要構造物を最大限活用し、環境配慮型内装材を積極的に採用することにより、CO2 排出量を大幅に抑制し、環境負荷を最小限に抑える。また、建物中央部にグリーンアトリウムを設置し、自然光を各階に取り入れることで照明エネルギーの負荷を低減する。

 ニップングループは、 「人々のウェルビーイング(幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献します」という経営理念のもと、今後も革新を続け、社会に貢献する企業としての責任を果たしていく。

<ニップン R&Dセンター>
所在地 : 神奈川県横浜市都筑区牛久保3-9-2
規模 : 土地面積 約9,800㎡ 延床面積 約18,000㎡
地上5階、地下1階
投資額 : 110億円
事業開始予定 : 2026年10月

 ニュースリリース

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