横浜ゴムは1月30日、建設・土木機械や工作機械、産業機械まで幅広く使用できる高圧ホース「レベックス」シリーズの新たなラインアップとして、柔軟性とコンパクト性を追求した「レベックスC(CWP)」シリーズを1月から日本国内で販売を開始したと発表した。最高使用圧力35MPa、内径19mmと25mmの2サイズからスタートし、今後は他のサイズも拡充していく計画。
新商品の「レベックスC(CWP)」は、従来品である「レベックス(NWP)」の特徴である優れた耐久性※、耐熱性、耐摩耗性、耐候性を踏襲しながら、外径をよりコンパクトに、柔軟性の向上(曲げ剛性の低減)や10%以上の軽量化(25mmサイズの場合、同社比)などを達成。耐久性能と扱いやすさを高いレベルで両立させた。
※ISO18752 BC級相当のインパルス試験に合格
これにより、配管スペースが狭く屈曲が必要な内部配管など、これまで高圧ホースの取り回しが難しかった配管でもよりスムーズな作業が可能となる。
横浜ゴムは、今後も顧客のニーズに応える優れた商品を提供することで、建設・土木機械、工作機械、産業機械などの分野における作業効率の向上と安全性の確保に貢献していく。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)に取り組んでおり、MB事業では強みであるホース配管事業と工業資材事業にリソースを集中してMB事業の成長を牽引する戦略を掲げている。中でもホース配管事業は成長ドライバーと位置づけ、油圧ホースではバリューチェーン再構築、自動車用ホースは北米での生産構造の改革に取り組んでいる。
コメントを投稿するにはログインしてください。