日本建設機械工業会が1月30日に発表した2024年通期の建設機械出荷金額は、内需は3.4%減少の1兆908億円、 外需は11.1%減少の2兆3,653億円となった。その結果、内需は3年振りの減少、外需は4年振りの減少となった。総合計では 8.8%減少の 3 兆 4,561 億円となり、4 年振りの減少となった。
■内需は3.4%減の1兆908億円、 3年振りの減少
機種別に見ると、トラクタ 6.9%増加の 1,488 億円、建設用クレーン 3.0%増加の2,203億円、コンクリート機械2.1%増加の356億円、基礎機械2.3%増加の386億円、油圧ブレーカ・圧砕機 5.6%増加の 272 億円の 5 機種と補給部品 4.2%増加の
1,477億円が増加したものの他4機種が減少となった。
■外需は外需は11.1%減少の2兆3,653億円、外需は4年振りの減少
機種別に見ると、建設用クレーン9.4%増加の1,432億円、道路機械13.5%増加の515 億円、コンクリート機械 23.7%増加の 16 億円の 3 機種が増加したものの他 6機種が減少となった。
地域別に見ると、全 9地域中2地域で増加したものの、他7地域が減少となった。3 大輸出先(アジア、欧州、北米)はいずれも減少となり、中でも最大輸出先
である北米は11.3%減少となった。
■2024年 12 月は10.6%減の3,033億円、5カ月連続の減少
12 月の建設機械出荷金額は、内需は 4.2%減少の 942 億円、外需は 13.3%減少の2,091億円となった。その結果、内需は5カ月連続の減少、外需は11カ月連続の減少となった。総合計で10.6%減少の3,033億円となり、5カ月連続の減少となった。
■内需は 4.2%減少の 942 億円、5カ月連続の減少
建設用クレーン 18.1%増加の 239 億円、コンクリート機械 1.5%増加の 29 億円、基礎機械19.3%増加の28億円、その他建設機械3.4%増加の62億円の4機種と補給部品5.5%増加の124億円が増加したものの他5機種が減少となった。
■外需は13.3%減少の2,091億円、11カ月連続の減少
建設用クレーン34.1%増加の161億円、道路機械30.4%増加の51億円、油圧ブレーカ・圧砕機 16.8%増加の 8 億円の 3 機種と補給部品 23.7%増加の 284 億円が増加したものの、他6機種が減少となった。
地域別に見ると、全 9地域中3地域で増加しましたものの、他6地域が減少となった。
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