・半導体市場の需要増に対応、ガスシステムの生産能力を現在より最大5倍に拡大
フジキン(大阪市北区)は、岩手県奥州市江刺に東北工場の新工場を建設すると、1月24日、複数のメディアが発表した。投資総額は70億円程度を見込み、ガスシステムの生産能力を現在より最大5倍に拡大、半導体市場の需要増に対応する。2028年8月ごろの稼働を目指し、30年までに地元を中心に150人程度の新規雇用を見込む。
東北新工場は、市が整備する同市江刺の工業団地・江刺フロンティアパークⅡの5区画計3万1247平方メートルを約4億1千万円で取得し建設する予定。26年秋にも着工する。ともに鉄骨造り3階建ての事務棟(延べ床面積約4,000平方メートル)と生産棟(同約8,000平方メートル)、500台程度の駐車場などを整備する。