東洋エンジニアリング、インドネシアでムアララボ地熱発電所拡張の建設プロジェクトを受注

 東洋エンジニアリングは1月17日、インドネシア子会社であるPT Inti Karya Persada Tehnik (イカペテ、以下IKPT)が、コンソーシアムパートナーである住友商事およびPT Wasa Mitra Engineering (ワサ ミトラ エンジニアリング)と共に、PT Supreme Energy Muara Laboh (スプリーム エナジー ムアララボ)より、ムアララボ地熱発電所拡張の建設プロジェクトを受注したと発表した。IKPTはコンソーシアムパートナーと共に設計、調達、建設工事を一括で受注し、2027年の完工を予定している。

 同プロジェクトのNet発電容量は約83MWとなり、2019年12月に商業運転を開始した約85MWの1号機に続き、スマトラ島における再生エネルギーの割合を増やすことになる。合計約170MWは、約90万世帯相当分の電力供給に貢献する見込み。

 地熱発電は環境負荷が少ない再生可能エネルギーの1つであり、インドネシアの2060年までのカーボンニュートラル目標達成に向けた取り組みに合致している。
 
 IKPTは、今後も持続可能な社会の実現とインドネシアの経済発展に貢献していく。

<受注概要>
客先:PT Supreme Energy Muara Laboh
受注者:PT Inti Karya Persada Tehnik (IKPT)、住友商事株式会社およびPT Wasa Mitra Engineeringのコンソーシアム
建設地:インドネシア・西スマトラ州
対象設備:地熱発電所 (NET発電容量 約83MW)
役務内容:設計、調達、建設工事の一括請負
完成予定:2027年

 ニュースリリース