Liebherr(リープヘルアメリカ):2024年12月11日
・TraPac (トラパック)が Liebherr STS 2 台を発注
・米国西海岸向け初の Liebherr STS
・TraPac Oakland (トラパック・オークランド)の能力が大幅に向上
Liebherr Container Ltd. (リープヘル・コンテナ・クレーン株式会社)は、米国西海岸に船から陸へのコンテナクレーン (STS) を供給する初の契約を締結したことを誇りに思います。カリフォルニア州の大手コンテナ ターミナル運営会社 TraPac Oakland は、リープヘルに最新鋭の STS クレーン 2 台の契約を発注しました。これは同社の歴史において重要な節目となります。
リープヘルはこれまで米国東海岸のターミナルに STS クレーンを納入してきましたが、西海岸への STS クレーン出荷は今回が初めてです。クレーンは、66 メートル (216 フィート) のアウトリーチ、53 メートル (173.83 フィート) のリフト高さ、30.48 メートル (100 フィート) のスパンを誇ります。ツインリフトモードで 66 ロング トンの吊り上げ能力を備え、高容量ハンドリングに優れた性能を発揮し、世界最大のコンテナ船のサービスに最適です。
■東海岸から西海岸まで
この契約は、リープヘルの米国市場における存在感の高まりと、革新的な技術と卓越した顧客サービスを通じて港湾運営者の変化するニーズをサポートするという同社の献身を強調するものです。この注文について、リープヘル・コンテナ・クレーンの営業担当ゼネラル マネージャーであるDeclan O’Sullivan (デクラン オサリバン)氏は次のようにコメントしています。
「TraPac Oakland と提携し、リープヘルの革新的なクレーン技術を米国西海岸に導入できることを嬉しく思います。この節目は、世界中のターミナル運営者のニーズに合わせた世界クラスのコンテナ処理ソリューションを提供するという当社の継続的な取り組みを反映しています。また、米国全土の顧客への継続的な貢献に対して、リープヘル USA の同僚にも感謝いたします。」
■ 未来のクレーン
このクレーンは、高度な技術と半自動化システムを備えています。最新の衝突防止システムと合わせて、これらの技術は、ターミナル操作における運用の可視性、安全性、精度を保証します。米国を拠点とするリープヘル カスタマー サービスのサポートにより、リープヘルクレーンは今後何年にもわたって西海岸の経済を牽引する重要な役割を果たすことは間違いありません。
リープヘル USA のリープヘル マリタイム クレーンの部門ディレクターである Shane Kuhlmey (シェーン・クールメイ)氏は次のように述べています。
「リープヘルの高度な STS クレーンに投資するという TraPac Oakland の決定は、米国西海岸での当社の存在にとって大きな節目となります。西海岸でのこの初めての STS 販売は、当社のクレーンの卓越した品質と革新性だけでなく、この地域の顧客をサポートするリープヘルの能力を強調しています。すでに確立されたサービスとサポートの能力を備えているため、当社は TraPac やその他の港湾運営者の近代化と拡張のニーズを満たす独自の立場にあります。当社は、現地の専門知識と長期にわたるパートナーシップへの取り組みに裏打ちされた世界クラスの機器を提供し、今後何年にもわたる事業の成功を保証できることを誇りに思っています。」
■ 成功への投資
TraPac による新しい リープヘルクレーンへの投資は、オークランドターミナルの近代化と拡張に向けた大規模なプログラムの一環です。近年の 6,700 万ドルの拡張によりターミナルの規模はほぼ 2 倍になりましたが、新しいクレーンは貨物量の増加と船舶の大型化をサポートすると同時に、運用の柔軟性とバースの生産性を向上させます。
TraPacのCEO、Cameron Thorpe(キャメロン・ソープ)氏は次のように述べています。
「このパートナーシップは、TraPac Oaklandにとって、サービスレベルの向上と顧客の期待を超える取り組みを継続する上で、次のエキサイティングなマイルストーンとなります。優れた品質と革新的なデザインで知られるリープヘル社のクレーンは、当社のターミナルの効率と機能の向上に役立つでしょう。リープヘル社とその現地チームとの協力はシームレスに行われており、長期にわたる良好な関係を期待しています。」
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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