総合建設機械レンタルの㈱アクティオは11月27日、建設機械の整備や開発、人材育成の場としても重要な役割を担うアクティオ佐野テクノパーク統括工場に、工場内で使用している設備機械の給油を行うための「バイオディーゼル燃料スタンド」を新たに設置したと発表した。
アクティオは、建設機械レンタル業界のリーディングカンパニーとして、カーボンニュートラル(※1)の実現に向けた取り組みを積極的に推進している。その一環として、工場内で使用している設備機械用フォークリフトに給油する「バイオディーゼル燃料スタンド」を佐野テクノパーク統括工場に設置し、機械から排出されるCO2の削減を進める。
バイオディーゼル燃料(B100燃料(※2))は日本建設業連合会が施工段階におけるCO2削減方策として、軽油代替燃料の利用拡大に向けて発行した「建設業における軽油代替燃料利用ガイドライン」に記載されている環境配慮型の燃料で、廃食用油を原料として製造されており、カーボンニュートラルでCO2排出量が約100%削減できる。
今回、設備機械用フォークリフトにバイオディーゼル燃料を使用することで、軽油の使用量を約31,449リットル削減でき、年間で約81トンのCO2削減が期待されます。これは約5,800本のスギが1年間に吸収するCO2量に相当する。
建設機械の多くはガソリンや軽油で動くエンジンが主力で、脱炭素化が課題とされてきた。近年、SDGsの達成に向けて企業の社会的責任がより一層重視されるなか、アクティオは「企業市民としての責任を果たす」立場から「社会的課題解決に積極的に関与する」立場へと進化を遂げている。
アクティオのコアコンピタンスである「レンサルティング」を通じて、環境・社会における課題解決と持続的発展に貢献していき、これからも時代のニーズと社会の要請に応え「創造と革新」の理念をもとSDGsへの取り組みを推進していく。
アクティオは、今後も建設機械レンタル業界におけるサステナビリティーのリーダーとして、より良い未来の創造に向けて邁進していく。
※1 カーボンニュートラルとは、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量と植林などによる吸収量が等しく均衡している状態を意味し、例えば、生物が成長過程で光合成により大気中から吸収したCO2であり、燃焼しても大気中のCO2は増加しないという概念。
※2 全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会「協議会強制規格(7項目)」を満たす燃料。
詳細は、ニュースリリース
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