油研工業が11月8日に発表したた2024年3月期第2四半期連結累計期間(4〜9月)によると、売上高は156億5千4百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益は6億9千8百万円(60.2%増)、経常利益は7億5千8百万円(38.8%増)、親会社株主に掃属する中間純利益は4億5千6百万円(27.8%増)となった。
油研工業2025年3月期第2四半期データ
4〜9月期における世界経済は、欧米における高い金利水準の継続、ウクライナ情勢や中東情勢の長期化・緊迫化、原材料・資源価格の高騰、中国経済の停帯等、予断を許さない状況となっている。我が国経済においては、インバウンド要の回後や雇用・所得環境に改善が見られる等、終やかな回復基調が続いたものの、円安基調の継続、資源価格の高騰、物価上昇等、依然として先行きは不透明な状況となっている。
■今後の見通し
2025年3月期(2024年度)の連結業績については、売上高はインド市場での売上は堅調に伸びているものの、インド子会社の売上が当初予想よりは低くなる見込みとなったため修正。利益面は、円安基調の継続や中間期の業績及び経済状況を鑑み、前回業績予想(5月15日)を下記に修正した。
売上高325億円(前期比10.1%増)、 営業利益16億5千万円(19.7%増)、経常利益17億5千万円(9.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(27. 3%増)を予想している。
油研工業の2025年3月期第2四半期決算短信