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鍛圧機械、24年3月の受注は3.0%減の373.6億円

 日本鍛圧機械工業会は 4月8日、2024年3月度の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総合計は373.6億円と、前年同月比で3.0%の減となった。プレス系、板金系、サービス系いずれもマイナスとなったが、国内はプラスで、輸出がマイナスだった。輸出は中国をはじめ、世界経済全体での低迷が色濃くでたが、それを補うべく国内での設備投資は堅調に推移している。

 機種別によると、プレス系機械が123.1億円で7.8%の減となった。油圧プレスが3.3倍増、大型プレスも18.7%増だったが、超大型・中型・小型プレス、フォーミングはマイナスとなった。板金系機械は157.4億円で0.7%の微減となった。レーザ・プラズマは45.1%増、ブレーキも4.8%増であったが、パンチングは30.0%の減となり、サービス系も0.2%の微減だった。

 国内は210.6億円で18.0%の増であり、鉄鋼15.1%増、金属8.9%増、一般17.5%増、電気40.7%増、輸送26.4%増と軒並みプラスだった。

 一方、輸出は69.9億円、38.4%の減だった。中南米向けのみプラスで、北米向け2.1%減、中国向け、46.2%減、東南アジア向け16.7%減、インド、欧州、韓国・台湾向けもマイナスとなった。

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