・吐出し空気量、耐環境性、省エネ性、使いやすさの向上により工場の安定稼働に貢献
㈱日立産機システムは4月2日、業界最高レベルの吐出し空気量と耐環境性を実現させた新型のオイルフリー小型コンプレッサー「R シリーズ」(無給油式 1.5kW/2.2kW/3.7kW)を4 月中旬から販売開始すると発表した。「ベビコン」の愛称で親しまれている日立産機の小型コンプレッサーの製品ラインナップを拡充して、より幅広い顧客のニーズに応える。
空気圧縮機は、工場の製造装置などへの圧縮空気供給源として多くの工場で使用されており、様々な設置場所の環境において安定した圧縮空気を効率良く供給することが求められている。また、近年は、ラインの増設・変更に伴うフレキシブルな対応や、IoT による稼働状況の見える化を行い、保守・管理の効率化、および生産性向上につなげるニーズが高まっている。
「R シリーズ」では新開発のエアエンド1 を搭載しており、日立産機独自のヒートシールドピストン(特許出願中)2 を採用し、吐出し空気量は従来機比3 最大 3%向上している。対応周囲温度の上限は従来機3 40℃に対し新型オイルフリーベビコンで 50℃、新型パッケージオイルフリーベビコンでは 45℃に引き上げた。この信頼性向上に併せ、従来機で 1 年としていたエアエンドの保証期間を 2 年とした。
パッケージオイルフリーベビコンでは Bluetooth 通信機能を搭載し、スマートデバイスアプリ(無料)を介したFitLive*4 接続に対応している。取得した稼働情報は PC やスマートデバイスで確認が可能。
*1 空気圧縮機の圧縮機構部
*2 球面揺動および中空構造
*3 従来機(G シリーズ)との比較(2.2kW オイルフリーベビコン、パッケージオイルフリーベビコンは除く)
*4 従来 PUSC 制御ノーマルモードと比較した計算値。POD-2.2MR にて ST-95C(立型タンク)接続時、空気消費率 40%における消費電力低減
効果(消費電力低減効果はタンク容積よって変化する)。
詳細は、ニュースリリース
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