日立建機は、10月18日と19日の2日間、技術研修センタ(茨城県かすみがうら市)にて第19回サービス技術競技会「Service Technician Competition 2023」を開催した。同競技会は、サービス員の育成とモチベーションの向上により、サービス品質を高め、機械の安定稼働と顧客満足度向上につなげるため、毎年開催している。2019年以来、新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催を見送っていましたが、今年度は4年ぶりに開催した。
今年度は、欧州やアジア、アフリカなど世界中の10地域の直系・独立系代理店から、予選大会などを通じて選抜された計10名が出場。学科試験、実技・測定・報告競技を通して出場者が各々のサービス力を競った結果、ZX200-5B部門では英国の販売・サービス子会社 日立建機英国 Ltd.のJack Harrisonさんが、ZX200-5G部門では持分法適用会社であるカザフスタンの販売・サービス会社Eurasian Machinery LLPのNikolay Rybalkinさんが最も優秀なサービス員の証である「MVS(Most Valuable Service)」を受賞した。
また、今年度から初めて、日立建機アメリカが競技会に参加し、その代表として販売代理店Wajax社(カナダ)が出場。2022年3月より、日立建機が米州市場で本格的な独自展開を開始したことに伴い、他地域で展開してきた取り組みを北米代理店向けにも展開することで、メーカーと北米販売代理店の直接対話を深め、より顧客に寄り添ったサービスの提供を行っている。
日立建機は、今後もサービスソリューションConSite と主要地域で日立建機の従業員が直接、顧客に販売・サービスを提供する「直接販売・サービス」体制で培ったノウハウを強みに、全世界でのサービス品質を高め、機械の安定稼働と顧客満足度の向上へとつなげていくとしている。
詳細は、ニュースリリース
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