・ドイツの建設機械メーカーは、現在の危機に感銘を受けていません。
VDMA (ドイツ機械工業連盟):2023年2月9日
年末の好調な勢いにより、2022 年通年で実質 3% の成長を達成することができました。
2 月初旬にフランクフルトで開催された VDMA 建設機械グループの年次総会の参加者からのフィードバックによると、顧客の雰囲気はおおむね良好です。現在、キャンセルはほとんどありません。業界は昨年、名目上、新記録を打ち立てました。 この期間の受注がベース効果により 21% 減少したとしても (2021 年には、パンデミックの発生後の経済回復の結果として、受注は屋根を通り抜けました)、製造業者はまだ完全な受注の恩恵を受けています。少なくとも今年半ばまで容量で稼働する予定です。金利の上昇が住宅建設部門に大きな圧力をかけているため、現時点では建築建設だけがマイナスに推移しています。
世界の建設機械の販売は 2022 年に 4% 減少しましたが、これはもっぱら最大の市場である中国によるものです。不動産危機とゼロCovid(コロナ)政策の組み合わせにより、市場は43%崩壊しました。一方、北米とヨーロッパの国内市場は、供給のボトルネックにもかかわらず、2 桁の成長を遂げました。ヨーロッパでは、成長は南ヨーロッパと中央東ヨーロッパに集中しました。最大の市場であるドイツ、フランス、イギリスは安定していることが証明されました。
VDMA 建設機械・建材プラントの会長である Franz-Josef Paus(フランツ・ヨーゼフ・パウス)氏は次のように述べています。
「エネルギー危機による生産制限を恐れる人は誰もいません。製造業者は労働力を拡大するか、少なくとも安定した状態を維持したいと考えています。」
業界は、ヨーロッパと北米からの強力な推進力を期待しています。 特に、2023 年 3 月 14 日から 18 日まで開催されるラスベガスの Conexpo からのものです。インフラストラクチャ法とインフレ削減法の両方が、建設業界へのヨーロッパのサプライヤーに明るい見通しを提供し続けるはずです。
VDMA の建設機械スペシャリスト グループの会長である Joachim Strobel (ヨアヒム・ストロベル)氏は次のように述べています。
「私たちはこの前向きな発展に感銘を受けており、この傾向が続くことを願うばかりです。当会の建設機械業界は現在、エネルギー危機、インフレ、サプライチェーンの混乱に対して回復力があることを証明しています」
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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