三菱重工業が2月7日に発表した2023年3月期(2022年度)第3四半期(4~12月)連結業績によると、受注高は2兆9,661億円(前年同期比+4,738億円)となった。エナジー、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが前年同期比増加した。GTCCは、米州、アジア、中東を中心に受注を伸ばし、前年同期比57%増の 5,368億円と受注増を牽引した。
また、売上収益は、2兆9,380億円(前年同期比+2,926億円)となり、エナジー、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙の3セグメントが 前年同期比増収となった。
事業利益は、1,052億円(前年同期比+244億円)。世界的なインフレ高進にともなう減益影響があるものの、売上増、売価改善、 固定費削減、為替影響等が寄与し、事業利益は前年同期比30%増益の 1,052億円となった。当期利益は664億円(前年同期比+164億円)となり、事業利益の増加により、当期利益は前年同期比33%増益の664億円となった
■2022年度の業績見通し
2022年度の業績は、売上収益4兆1,000億円(前年度比6.2%増)、事業利益2,000億円(24.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,200億円(5.7%増)の見通し。
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