タムロン、約40億円投じベトナムに新工場建設

 総合光学メーカー、㈱タムロン(さいたま市見沼区)は1月26日、新たな生産拠点として、ベトナム・ハノイ市に新工場を建設し、同社グループ全体の生産体制をより一層強化すると発表した。

 同社は、国内では青森県、海外にでは中国・仏山市、ベトナム・ハノイ市に生産拠点を有しているが、中長期的な事業拡大への対応や、サプライチェーン等を含む安定供給体制やコスト対応力を強化する。

 新工場建設により、市場の変化や顧客のニーズに柔軟に対応し、更なる事業拡大を図り、持続的成長を実現することで企業価値向上に努めていく。

<新工場建設の概要 >
名称:タムロンベトナム・タンロン工場(仮)
所在地:ベトナム社会主義共和国 ハノイ市 第三タンロン工業団地内
生産品目:レンズ交換式カメラ用交換レンズ、車載用レンズ、監視用レンズ等
投資額:約40億円(予定)
着工:2023年10月(予定)
稼働開始:2025年1月(予定)
工場規模:土地 25,000m²

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