JCB、世界初の移動式水素充填機を発表

 JCB :2022 年 10月21日

 水素を動力源とする世界初の稼働中の建設機械の開発者である JCB は本日、業界初のもう 1 つの世界初の移動式水素充填機を発表しました。

 JCB は、超効率的な水素エンジンを製造するプロジェクトに 1 億ポンド(約167億円、167円換算)を投資しており、水素を動力源とするバックホー ローダーと Loadall テレスコピック ハンドラーの試作品をすでに展示しています。

 今日、同社は業界初のもう 1 つのモバイル水素充填機を発表しました。これは、顧客が現場でマシンにすばやく簡単に燃料を補給する方法を提供します。建設機械の約 97% は、現場での作業中に燃料が供給されます。これは、顧客がすでに輸送可能な燃料に慣れていることを意味し、数分で給油を行うことができます。

 JCB の水素プロジェクトを率いる JCB 会長のLord Bamford (バンフォード卿)は、次のように述べています。

 「今日、私たちは新しいモバイル水素燃料補給システムで答えを見つけました。これにより、現場のチューブ トレーラーから水素を取り出し、現場で作業している燃料補給業者によって機械に分配することができます。これは、機械に燃料を補給するためにディーゼルがクッパに取り入れられている今日と同じです。

 化石燃料は未来ではありません。水素は、今後数十年にわたって私たちの機械に電力を供給するための実用的なソリューションです。当社の英国のエンジニアは、この技術の開発において素晴らしい仕事をしており、さらに多くのエキサイティングな開発が予定されています。」

 100 人のエンジニアのチームがこのプロジェクトに取り組んでいます。発表された最初の水素駆動機械は JCB バックホーローダーで、1 年前には Loadall テレスコピックハンドラーが続きました。この技術は、グラスゴーで開催された COP26 のグリーン ゾーンで展示され、世界の指導者たちは温室効果ガスの排出を大幅に削減するための対策について議論しました。 JCB は 2004 年からエンジンを製造しており、ダービーシャーとインドのデリーの工場で製造しています。昨年、JCB は 750,000 台目のエンジンの生産という大きなマイルストーンを祝いました。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。