日立建機、油圧ショベルZAXIS-7シリーズが「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

 日立建機は10月7日、油圧ショベルZAXIS-7シリーズ∗が、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。

 油圧ショベルZAXIS-7シリーズは、オペレーターに寄り添った操作インターフェースをはじめ、様々な観点での総合的なデザイン性の高さ、また、当社のこれまでの知見を盛り込むことで業界の課題解決をめざした機械の設計思想について評価された。日立建機グループとしては、1984年から通算して35回目の受賞となる。

*ZX120、135US、200、225US、225USR、330、135USX、200X、330Xの9機種。

■審査員による評価コメント(「グッドデザイン賞」ウェブサイトより)

 「長い歴史を持つ油圧ショベルシリーズのリニューアルとして、この時代に即した、さまざまな知見を組み込み、オペレーターの快適さや操作性に目を向け、業界の課題解決をめざしたデザインとなっている。人手不足、熟練技師不足に対応すべく、ICT機能をふんだんに取り入れ、人の操作技術の不足を、機械がサポートする設計思想は、今後のオペレーターの開拓にもなるだろう。ICT対応に加え、徹底してオペレーターの操作性と居住性を高めたキャブでは、広くなった空間で、操作機器や電子機器など、さまざまなインターフェースがバランス良く配置、デザインされている。総合的に、空間、人間工学、ICT設計、インターフェース、環境面など、あらゆる方向に向けたソリューションを提示したデザインを実現し、スタンダードな重機に、新しい可能性を示したデザインといえる。」

 日立建機グループは、「人と機械の最適な関係」をめざし、引き続き顧客の課題を解決するソリューション「Reliable solutions」を顧客と協創し、顧客の課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していく。

 ニュースリリース