㈱加藤製作所は8月2日、ラフテレーンクレーンの排出ガス性能に関するお詫びとお知らせを発表した。以下、リリース原文。
ラフテレーンクレーンの排出ガス性能に関するお詫びとお知らせ
このたび、日野自動車株式会社が開発・製造した平成26年ディーゼル特殊自動車 排出ガス規制(4次規制)対象エンジン「E13C」を搭載する弊社SL-850Rf、SL-750Rf IIおよびSL-850RfIIにおいて、経年変化により排出ガスの規制値を超過する可能性 が判明いたしましたのでお知らせいたします。
1.判明事項
2022年3月4日に日野自動車が公表した認証不正問題を受け、平成26年ディーゼル 特殊自動車排出ガス規制(4次規制)に関する日野自動車による技術検証をおこなっ た結果、弊社製品に搭載のエンジン「E13C」において、経年変化により排出ガスの 規制値を超過する可能性が判明いたしました。
なお今回判明したエンジン排出ガス性能に関する事項は、安全上の懸念が発生するものではございません。
上記以外のエンジンにつきましては、日野自動車が関係法令や試験方法等を国土交通省に適宜照会しながら、排出ガスに関するエンジン性能の技術的検証を自主的に実施したところ、エンジン性能に関する問題は判明しなかったことを確認しております。
2.お客様への対応
対象となる製品に対しましては、日野自動車と連携し今後可及的速やかに必要な市場措置を実施してまいります。
これらの製品を現在ご使用いただいているお客様におかれましては、大変なご迷惑、ご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
以上