・受注は3.3%減の2,420億円、生産は5.7%増の2,217億円
日本ロボット工業会がまとめた2022年4~6月期(会員ベース)受注額は前年同期比3.3%減の2,420億円、生産額が同5.7%増の2,217億円となった。うち生産額は四半期では過去最高となった。
出荷実績をみると、国内向けは自動車製造業向け中心に勢いに欠けるものの、 半導体用 や実装用等の好調さは継続した。輸出は前年同期が好調だった中国や韓国向けで減少したもののアジア向けトータルで微増、欧米向けは引き続き伸長し、輸出台数、金額ともに四半期で過去最高となった。
新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張等の各種リスク環境下においてもロボット需要の回復・拡大は継続しているものの、今後の動向については引き続き注視する必要がある。
■受注・生産・出荷の各状況
1.受注
・受注台数:71,860台(前年同期比+9.3(【7四半期連続の増加】
・受注額2,420億円 (同▲3.3%)【8四半期ぶりの減少】
2.生産
・生産台数:64,251台(前年同期比+8.1%増)【7四半期連続の増加】
・生産額 2,217億円 (同+5.7%増)【7四半期連続の増加】
3.出荷
・総出荷台数:63,343台 (前年同期比+6.1%増)【7四半期連続の増加】
・総出荷額 2,198億円(同+5.2%増)【7四半期連続の増加】
ー国内出荷台数 9,146台 (同1.4%増)【5四半期 連続 の 増加 】
ー国内出荷額 400億円 (同1.4%増)【5四半期 連続 の 増加 】
ー輸出台数 54,197台(同+7.0%増)【7四半期連続の増加】
ー輸出額 1,798億円(同+5.8%増)【7四半期連続の増加】
詳細は、添書2204-06 / IR2022-04-06
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