東洋エンジニアリング、インド子会社で不正疑い

 東洋エンジニアリング は6月30日、インド子会社における不正の疑いのある事案が発生したと発表した。以下、リリース原文より。

1.事案の概要・発生の経緯等

 当社インド子会社におきまして、プロジェクトサイトにおいて、過去の一部取引について疑義があること、実態のない発注等の不適切な取引行為が行われている旨 の内部通報が2022年6月12日付けで寄せられました。

 当該通報を受け、インド子会社は直ちに通報内容の真偽も含め調査を開始いたしました。また、当社コンプライ アンス担当部門およびチーフ・コンプライアンス・オフィサーを中心に事態を把握 し、在外子会社を所掌する経営企画本部、経理財務本部と連携して、調査および対 応を図っており、現在も調査は継続中であります。

 調査方法につきましては、本事案の関係者へのヒアリングや関係書類の精査・分析等による事実関係の調査を実施しており、関係者や調査対象となる書類、手続き は多岐に渡るため、調査の完了までには相応の日数を要することが見込まれており ます。

 また、調査の結果、不正が発覚した場合には、影響額の特定をはじめ、他の グループ会社を含めた類似事案の有無など更なる追加の調査手続きが必要となりま す。

2.今後の見通し

 この事態を受けまして、本日提出期限となっております第67期有価証券報告書の提出については、現在取り扱いを検討中でありますので、お知らせ致します。状況に進展がありましたら速やかに開示致します。

 以上

 ニュースリリース