新光電気工業 (長野県長野市)は5月19日、長野県千曲市に新工場を設置すると発表した。
パソコンやサーバーなどに搭載されるCPU等の高性能半導体向けフリップチップタイプパッケージは、半導体の高機能化・高速化と省電力化に対応する半導体パッケージとして、今後も 旺盛な需要が続くことが見込まれている。
新光電気工業 は、これまで更北工場(長野 市)、若穂工場(同)および高丘工場(長野県中野市)で、フリップチップタイプパッ ケージの生産体制強化に努めてきたが、さらなる生産能力拡充をはかるべく、2021年 10月4日付プレスリリース「成長市場向け設備投資の実施について」で発表してい新拠点を長野県千曲市に開設するもの。これにより、新光電気工業 の工場は 計6工場となる。
新光電気工業 は、地球環境と企業活動の調和を基本理念として事業運営を行っている。新工場では、使用する電力を100%再生可能エネルギーでまかなうなど、今後、さまざまな環 境負荷低減活動に取り組むとともに、新工場の設置・運営を通じ、地域社会の発展に貢献していく。
<新工場の概要>
名称:千曲工場
所在地:長野県千曲市雨宮2789-1
生産品目:高性能半導体向けフリップチップタイプパッケージ
土地面積:51千m²
建物(製造棟):鉄骨造り 6 階建・延床面積 50 千m²
予定 :2022年6月 着工 2023年11月 竣工 2024年度下期より順次稼動
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