東京エレクトロン(TEL、東京都港区)は5月12日、昨今の半導体市場の需要拡大に対応するため、製造子会社である東京エレクトロン宮城 本社工場(宮城県)に開発棟を建設すると発表した。
今後、社会のデジタル化を背景に半導体市場はさらなる拡大が予想される。東京エレクトロン宮城が開発・製造しているエッチング製造装置の市場は、パターニング技術の進化とともに技術革新が続き、今後も大きな成長が見込まれている。新開発棟の建築により、技術開発力をさらに強化し、拡大する市場と多様化する技術ニーズを見据え、顧客の求める機能を備えた製品をタイムリーに提供することで、中長期における持続的な成長と社会の発展に貢献する。
なお、新開発棟は2023年春の着工、2025年春の竣工を予定している。
<新棟の概要>
所在地:宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1番
延床面積:約46,000m2(予定) *付帯設備エリア除く
構造:鉄骨造/全免震構造
階数:地上3階
着工:2023年春(予定)
竣工:2025年春(予定)
建設費用:約470億円
用途:プラズマエッチング装置など半導体製造装置の開発
<東京エレクトロン宮城 事業概要>
本社(大和事業所):宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1番
事業所:松島、藤井、穂坂
事業内容:プラズマエッチング装置の開発・製造
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