PET ボトルなどを生産するストレッチブロー成形機の大手総合メーカー、日精エー・エス・ビー機械(以下、ASB)は9 月24 日、高齢者や患者の動作支援技術・リハビリ訓練装置と次世代ソフトアクチュエータを提供するAssist Motion (本社:⻑野県上⽥市)に出資したと発表した。
Assist Motion は、信州大学繊維学部で得られた研究成果を社会貢献につなげるために、2017 年に設⽴した信州大学発のベンチャー企業。人に優しいウェアラブルロボット(ロボティックウェア curara)と次世代ソフトアクチュエータ(ソフトロボティックデバイス PVCGEL)の研究開発を二つの柱とし、これらの技術の実用化を目指している。
ASB は今回、地元企業や経済の成⻑支援、産学連携を通じた人材育成に貢献すること、加えてAssist Motion が掲げる超高齢社会に向けた課題解決の理念に共感し、出資を決定した。
ASBは、今後も経営理念である「人と社会に豊かさを提供する」、「高い技術、サービスで恒久的な存続を追求する」に基づき、自然豊かな⼩諸発のグローバルメーカーとして、サステナビリティ経営を体現するとともに、安全と環境に配慮した容器の成形を通じて、SDGsをはじめとする社会課題の解決に貢献していく。