Valmet（バルメット）：2021年9月23日
Valmetは、大容量のOptiWinProワインダーをフランスのNorske Skog（ノルスケ・スコグ）のGolbey mill（ゴルベ工場）に供給します。Norske Skog Golbeyの主な目標は、抄紙機を新聞用紙の製造から再生段ボールの製造に変換した後、変換された高速大容量抄紙機PM1の55万トンの容量を処理するワインダーを1台持つことです。ワインダーの始動は2023年に予定されています。
この注文は、2021年第3四半期に受け取ったValmetの注文に含まれています。注文の金額は開示されません。このタイプの注文の価値は、通常、約1,000万〜2,000万ユーロ（約13～26億円、130円換算）です。
Norske Skog GolbeyのマネージングディレクターであるYves Bailly（イヴ・バイリー）氏は次のように述べています。
「Valmetが私たちに提示できたワインダーリファレンスは説得力がありました。高速ワインダーでの私たち自身の経験と組み合わせて、私たちはValmetがGolbeyにとって正しい選択であると確信しました。Valmetのシングルワインダーソリューションは、ゴルベPM 1の高性能目標を達成できると確信しています。また、Valmetの営業チームと協力してこの合意に達することも好きでした。」
ValmetのリールアンドワインダーズのシニアマネージャーであるKenneth Åkerlund（ケネス・オーケルランド）は次のように述べています。
「Norske Skog Golbeyに納品されるOptiWinProワインダーは、ワインダーの開発と納品の長い歴史から得られたすべての専門知識を組み合わせた最先端のワインダーです。すでに1,000を超えるワインダーを納入しており、大容量で高レベルの自動化に関するValmetワインダーのリファレンスが多数あります。お客様の期待にさらに応えるため、ワインダーの開発を続けています。」
■Norske Skog（ノルスケ・スコグ）について
Norske Skogは、ヨーロッパとオーストラリアで強力な市場での地位と顧客関係を持つ出版紙の世界有数のプロデューサーです。Norske Skog Groupは、ヨーロッパで4つの工場を運営しており、そのうち2つは、計画された改造プロジェクトに従ってリサイクルコンテナボードを製造します。さらに、当グループはオーストラリアで1つの製紙工場を運営し、ニュージーランドで木質ペレット施設を運営しています。Norske Skogは、さまざまな有望なファイバープロジェクトを通じて、事業をさらに多様化し、成長し利益率の高いビジネスへの変革を継続することを目指しています。このグループには5か国に約2,100人の従業員がおり、本社はノルウェーにあります。
Norske Skog Golbeyは、年間約565,000トンの総生産能力を持つ、競争の激しい出版製紙工場です。工場は戦略的にフランスのヴォージュ地域にあり、ヨーロッパの主要都市に簡単にアクセスでき、重要な原材料供給地域に近接しています。PM 1をリサイクル段ボールの生産に転換した後、ゴルベ工場は550,000トンのリサイクル段ボール（PM 1）と33万トンの標準および改良された新聞用紙（PM 2）を生産します。
■Valmetについて
Valmetは、パルプ、製紙、エネルギー業界向けのプロセステクノロジー、自動化、サービスの世界的な開発者およびサプライヤーです。 私たちは、お客様にサービスを提供する上でグローバルチャンピオンになることを目指しています。
Valmetの強力な技術製品には、パルプ工場、ティッシュ、ボード、紙の生産ライン、およびバイオエネルギー生産用の発電所が含まれます。 当社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性とパフォーマンスを向上させ、原材料とエネルギーの有効利用を強化します。
2020年のValmetの純売上高は約37億ユーロでした。 世界中の14,000人の専門家がお客様の近くで働いており、お客様のパフォーマンスを日々前進させることに取り組んでいます。 Valmetの本社はフィンランドのエスポーにあり、その株式はナスダックヘルシンキに上場されています。
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。