コネクレーンズ、ジャマイカのターミナルからモバイル・ハーバー・クレーンを受注

 Konecranes(コネクレーンズ):2021年6月8日

 ジャマイカのキングストン港のターミナル オペレーターであるKingston Wharves Ltd. (KWL:キングストン ワーブス社) は、コンテナ処理の容量と効率を高め、スーパーポスト パナマックス船にサービスを提供するために、環境効率の高い Konecranes  Gottwald Model 8 Mobile Harbor Crane(ゴットヴァルト・モデル8・モバイル・ハーバー・クレーン) を注文しました。2021 年 3 月に予約されたこの注文は、KWL が顧客として戻ってきたことを示し、 Konecranes の品質に対する感謝を示しています。

 キングストンのターミナルにある KWL の既存の移動式ハーバー(港湾)クレーンの艦隊に新しい設備を追加する時が来ました。キングストン港がカリブ海の主要な海運物流拠点に発展するにつれて、顧客は、KWL が 1945 年の設立以来確立してきた高い基準を維持することを確信する必要があります。このことを念頭に置いて、彼らは Konecranes  Gottwald Model 8 Mobile Harbor Craneを注文しました。これにより、現在のコンテナ処理能力を拡大し、より大きな船にサービスを提供できるようになるためです。引き渡しは2021年12月上旬の予定です。

 KWL の CEO である Mark F. Williams (マーク・F・ウィリアムズ)は次のように述べています。

 「当社の新しい  Konecranes  Gottwald Mobile Harbor Craneは、そのようなクレーンに期待されるパフォーマンス、信頼性、堅牢性を提供すると同時に、将来の成長と発展に必要な追加の容量とオプションを提供します。」

  Konecranes Mobile Harbor Craneのシニア セールス マネージャーである Andreas Moeller (アンドレアス・モラー )は述べています。

 「KWL は、4 台の Konecranes  Gottwald Mobile Harbor Craneを長年にわたって運用してきました。彼らが再び私たちに戻ってくるという事実は、彼らが私たちの関係に自信を持っていること、そして私たちのクレーンが彼らの生産性と将来の成長のニーズの両方にとって理想的であることを示しています。私たちのパートナーシップは、長期的な協力と成功のモデルです。」

 新しいクレーンは、G HMK 8510 バリアントの Konecranes Gottwald Model 8 Mobile Harbor Craneです。最大半径 61 m で、スーパー ポスト パナマックス クラスまでのコンテナ船に対応できます。スマート クレーンの機能と 125 t の最大吊り上げ能力を組み合わせることで、一般貨物や重いプロジェクトの貨物も十分に扱えるようになっています。クレーンはスペアパーツ一式と一緒に配送されるため、メンテナンス作業が迅速になり、ダウンタイムが最小限に抑えられます。

 顧客を重視し、ビジネスの成長と継続的な改善への取り組みにより、 Konecranes はリフティング業界のリーダーとなっています。これは、デジタル化とテクノロジーへの投資に加えて、経済を脱炭素化し、循環性と安全性を促進するソリューションによって物質の流れをより効率的にするという私たちの取り組みによって支えられています。

■ Konecranes について

  Konecranes は、世界をリードするLifting Businesses™のグループであり、製造およびプロセス産業、造船所、港湾およびターミナルを含む幅広い顧客にサービスを提供しています。 Konecranes は、生産性を向上させるリフティング ソリューションと、あらゆるメーカーのリフティング機械のサービスを提供します。2020 年のグループの売上高は 32 億ユーロ(約4,160億円、130円換算)でした。グループは 50 カ国に約 16,600 人の従業員を擁しています。Konecranes の株式はナスダック・ヘルシンキに上場しています(記号:KCR)。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。