日本精工、工作機械主軸用の高負荷容量・超高速アンギュラ玉軸受「ROBUSTDYNA™(ロバストダイナ™)」を開発

 日本精工(NSK)は11月6日、荒加工から仕上げ加工までのワイドレンジ加工に対応可能な軸受を開発したと発表した。2021年春より生産を開始し、2024年までに年間売上30億円を目指す。また、2020年11月16日(月)~11月27日(金)に開催される「JIMTOF2020 Online第30回日本国際工作機械見本市」に製品を出展する。

 近年、マシニングセンタに代表される工作機械では、チタン、セラミック、複合材料などの難削材の増加を背景とした重切削化への対応やメンテナンスフリー化による長期安定稼働などの要求が高まっている。この要求に応えるため、高負荷容量化による重切削と高速性の両立が課題となっていた。

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