コマツは2月3日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)の2014年基準に適合した自走式木材破砕機リフォレ「BR200T-3」を2月より発売すると発表した。
当該機は、建築廃材や間伐材、製材残材等をハンマーミルにより細かく破砕することにより、代替燃料や堆肥などに再利用可能な木質系チップを生産する履帯式の自走式リサイクル機械。ハンマーミルやタブの回転数可変システム、ラジコン操作による走行制御等の操作性は従来機種から継承しつつ、2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。
新開発のサイクロン方式集塵装置は、エンジンルーム内への粉塵侵入を抑制するほか、たまったダストは蓋を開けるだけで工具なしに簡単に排出でき、面倒な操作は不要。更に、エンジンルーム清掃用ドアと清掃用プラットフォーム、ダストシュートを追加することでエンジンルームの清掃時間を従来機に比べ1/2以下に低減させるなど整備性を大幅に向上させている。(※2)
また、バッテリディスコネクトスイッチやセカンダリエンジン停止スイッチの標準装備により、電気回路整備時の安全性を向上させている。加えて、高精細7インチ液晶ディスプレイ(LCD)モニター、KOMTRAX(機械稼働管理システム)を標準搭載しているほか、パワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れたサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」が新車購入時から付帯され、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。
※1. 通称、オフロード法という。
※2. コマツ手順による比較
<発売概要>
公表価格(工場裸渡し消費税抜き):5,300万円
販売目標:35台/年(国内のみ)
詳細は、ニュースリリース
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