昨年のわが国の経済を振り返りますと、雇用環境の改善を背景に、緩やかではありますが、回復基調が見られました。
一方海外では、米中貿易摩擦の長期化による中国経済の低迷が、世界経済に大きな影響を及ぼし、不透明な状況が続きました。
わが社においては、消費税増税前の駆け込み需要やレンタル会社の需要の増加により、国内の売り上げは順調に推移したものの、海外では中国をはじめ、東南アジア諸国を中心に伸び悩みました。
今後も国内市場ではオペレータ不足など、若干不安な要素もあり、一層のコスト削減と利益確保が重要課題となります。
わが社は、長期ビジョンとして“Progress To The Next Stage”「 次なるステージに進化する」ことをスローガンに掲げております。
我々がこれからやるべきことは、ＫＡＴＯグループの全社員が一丸となり、品質の高い製品を開発、製造、販売、サポートはもとより、地域社会への貢献やＣＳＲ活動の推進により、全てのステークホルダーから信頼され、認められる総合建設機械メーカーになることにつきます。
そのために、目の前の利益だけに一喜一憂するのではなく、長期的かつ持続的成長を実現できるよう努力を重ねてまいります。
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