オークマ、令和元年秋の褒章で社員が「黄綬褒章」を受章

 オークマは12月25日、令和元年秋の褒章において、同社生産技術部主管技師の大薮伊佐男さんが黄綬褒章を受章したと発表した。

 黄綬褒章は「第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような技術や事績を有すると認められた方」に授与される褒章。大薮さんは数値制御旋盤による機械加工の素養を磨き、機械の納入据付・試運転調整業務に長年従事し今までに150台以上の機械を納入してきた。また、旋盤加工で最も困難とされる細長軸、薄肉形状の加工に対し卓越した加工技術を有し、納入前試験加工や納入後の製品加工、指導を通じ、多くの顧客の困難な課題を解決してきた。

 現在は生産技術部門に所属し、新部品加工工場においてシステム停止要因の分析から加工方法の提案まで生産効率向上に大きく貢献を続けると共に、長年にわたって会得した知識をもとに後進の技能育成に努めている。

 なお、大薮さんは2012年度、厚生労働大臣表彰「卓越した技能者(現代の名工)」に選ばれている。

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