コマツは12月9日、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014年基準に適合したモーターグレーダー「GD405-7」を12月より発売したと発表した。
国内市場では11年ぶりにリニューアルとなる当該機は、さまざまな現場に求められる3.1mグレーダーの取り回しの良さを維持しながら、最新技術を結集させ、最適・コンパクトな車体を実現している。また、国内市場導入機種として初めて搭載した電気式作業レバーにより、操作力が軽く、アームレストに肘を置いた姿勢のまま操作が可能。作業時の腕の動きは従来機と比較して最大92%低減させている(※2)。
また、従来機よりフロア高さを170㎜高く設定し、立ち姿勢と違和感のない目線高さを実現。着座位置からでも、従来の立ち姿勢のように前方を見渡すことができるほか、安全な着座のままでの作業を可能にしている。さらに新型キャブにより前方視界性の向上を追及し、安全・快適な着座作業を実現することでオペレーターの大幅な疲労軽減に貢献している。
また、トランスミッションにはコマツのモーターグレーダーとして初めてHST(ハイドロスタティックトランスミッション)を採用し、ワンペダルで自由に走行・停止ができるほか、仕上げ作業で重要な超低速域(2km/h以下)のコントロール性を大幅に改善している。
加えて、KOMTRAX(機械稼働管理システム)による車両ごとの運行管理のほか省エネ運転支援レポートなど、顧客に有益な情報を提供する。そのほか、パワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れたサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」が新車購入時から付帯され、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。
※1. 通称、オフロード法という。
※2. 社内テスト結果による。
<発売概要>
発売月:2019年12月
公表価格:2,500万円 *工場裸渡し消費税抜き
販売目標:180台(国内のみ)
詳細は→ ニュースリリース
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