■7軸により高品質溶接、省スペース化、工程の統合を実現
㈱安川電機は8月28日、アーク溶接ロボット(AR シリーズ)の新たなラインアップとして、7 軸アーク溶接ロボット MOTOMAN-AR1440E(可搬質量 6kg、最大リーチ 1,440mm)を 9 月 3 日より、自動車・機械関連部品などのアーク溶接用途に向けて販売を開始すると発表した。
近年、製造現場における溶接工程では、溶接時間の短縮や、工程統合による工数削減、ライン長の短縮による省スペースなど高効率・低コスト・省エネルギーの高付加価値ラインの構築が求められている。安川電機はそのような要望に応えるため、動作速度の高速化、可搬質量の強化、アーム形状の最適化といった特長を持つ AR シリーズに、7 軸アーク溶接ロボット MOTOMNA-AR1440E をラインアップした。
販売開始する製品は 7 軸によりアームの回り込み姿勢が可能になり、常時最適な姿勢を保てることから高品質な溶接を実現。また、設置レイアウトの自由度が高いことによる設備の省スペース化、ロボットの高密度配置による工程の統合などが可能で、顧客の求める次世代の製造ライン構築へのソリューションを提供する。
また、新たな制御方式を採用した世界各地域で異なる電圧や安全規格にも対応できる新型ロボットコントローラ「YRC1000」と合わせてご使用いただくことで、ロボットのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能としている。
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