明治、約120億円投じて埼玉工場に新製造棟、粉ミルクを生産

 ㈱明治は7月12日、ほほえみ、ステップなどの調製粉乳(粉ミルク)を生産している埼玉工場に新製造棟(画像は完成イメージ)を建設すると発表した。

 明治グループでは、長期的な企業価値の向上の実現を目指す、2026 ビジョンを策定している。このビジョンでは、明治グループ 100 年で培った強みに、新たな技術や知見を取り入れて「食と健康」で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続けるといったグループ像を描いている。

 粉ミルク事業においては、海外市場において東南アジア地域を中心に拡大に取り組み、成長をはかっていくほか、この新製造棟の建設と設備の更新を行うことにより、安全・安心で高品質な粉ミルクを安定的に提供し、育児にかかわる顧客の課題解決に貢献するとともに、粉ミルクを利用する顧客の健全な成長と発育、日々の生活充実に貢献していくとしている。

<新製造棟の概要>

所在地:埼玉県春日部市南栄町 1-5(埼玉工場内)

延床面積:約 15,000 ㎡(5 階建て)

生産品目:ほほえみ、ステップ、ミルフィーHP などの粉ミルク

投資金額:約 120 億円

建築工事着工:2018 年 7 月

新製造棟での生産開始予定:2020 年 9 月頃

 ニュースリリース