CKDが10月30日発表の2018年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、売上高は542億3,300万円(前年同期比26.3%増)、営業利益は58億4,500万円(同40.8%増) 、経常利益は58億9,600万円同45.4%増) 、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億6,800万円(同52.4%増)なった。
<自動機械部門> 自動包装システムでは、薬品自動包装システムの売上が増加した。産業機械では、三次元はんだ印刷検査機、リチウムイオン電池製造システムともに売上が減少した。この結果、売上高は73億7,600万円(前年同期比3.8%増) 、セグメント利益は研究開発費の増加及び一時な保守点検費用の影響もあり3億9,100万円(同60.9%減)となった。
<機器部門> 国内市場では、微細化や3Dメモリーへの投資が続く半導体製造装置向け、内外需とも好調な工作機械向けやFPD製造装置向けの売上が増加した。海外市場では、半導体の設備投資が好調な韓国、情報通信機器や二次電池に加えて自動化などの設備投資が続く中国を中心に売上が増加した。この結果、売上高は468億5,600万円(同30.8%増) 、セグメント利益は76億7,100万円(同53.3%増)となった。
通期の業績予想については、4~9月期における業績及び半導体関連を中心とする電子業界の設備投資増加や自動化への設備投資が国内外ともにさらに好調になることが見込まれることから、7月28日に発表した業績予想を修正した。
売上高は1,100億円(前回予想1,050億円)、営業利益118億円(同116億円)、経常利益118億円(同116億円)、親会社株式に帰属する当期純利益83億円(同82億円)となる見通し。
なお、2017年10月から2018年3月までの期間における為替レートは1米ドル110円を前提としている。
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