ナブテスコ、京都リサーチパーク、総合的かつ⼀体的な研究開発マネジメント体制の構築に向け、「ナブテスコR&D センター」を設⽴

■KRPが竣⼯する新棟(KRP Pista)へ独占⼊居

 ナブテスコは8月9日、10⽉1⽇付で同社神⼾⼯場に所在する技術本部の各組織を移転・集約し、研究開発拠点の名称を「ナブテスコ・デジタル・エンジニアリング・センター(以下、NDEC)」から「ナブテスコR&D センター」に変更すると発表した。

 移転先は、京都リサーチパーク(KRP)が2017年8⽉20日に竣工する京都リサーチパーク地区内(KRP 地区:京都府京都市下京区)に16 棟⽬のビル「KRP Pista」棟を予定しており、同棟1階のオフィス階に「ナブテスコR&D センター」が独占⼊居する。

 「NDEC」は、ナブテスコが2013 年に神⼾⼯場内に開設し、2015年にKRP地区に移転した研究開発拠点。ナブテスコは、オープンイノベーション推進を担う重要な拠点として「NDEC」を位置付け、多様な企業が集うイノベーションハブとしてのKRP 地区の場の⼒を活⽤するとともに、国内外の企業や⼤学との積極的な産学連携による研究開発を進めてきた。

 今回、研究開発体制整備の⼀環として、現在、神⼾⼯場内で活動している技術本部の各組織をKRP地区区に集約することにし、それに伴い、研究開発拠点の名称を従来の「NDEC」から「ナブテスコR&D センター」へと変更することにした。これにより、総合的かつ⼀体的な研究開発マネジメント体制を構築し、新商品・サービスの創出を加速していく。

 開設28年を迎えるKRP地区には、400社が集積している。京都府・京都市の産業⽀援機関に加えて、2015年2⽉にはジェトロ京都貿易情報センターが開設され、地域企業にとってのワンストップ⽀援を受ける事ができる産業拠点となっている。

 KRPは、社外連携や⼤学連携を積極的に進めるナブテスコの⼊居拡⼤を捉えて、地場の企業および地域の⼤学、公的機関とも連携したイノベーション創出の機会づくりにさらに努めていく。京都発イノベーションの創出を⽬指すKRPは、今後も、地区機能の⾼度化、施設開発を通じて、地区内⼊居企業・機関によるビジネス・事業展開を後押しするとともに、近隣地域の活性化に努めていく。

<施設概要>

名称: KRP Pista

住所:京都市下京区⻄七条⾚社町28 番地

構造:鉄⾻造5 階建 1 階:オフィス 「ナブテスコR&D センター」が独占⼊居

2階〜5階:駐⾞場

敷地⾯積:1,434.55 ㎡

延床⾯積:4,423.34 ㎡(内、オフィス617.30 ㎡)

 ニュースリリース