中央可鍛工業、土岐工場(仮称)を建設、約40億円投資で生産能力向上と効率化図る

 中央可鍛工業は8月8日、岐阜県土岐市に鋳造工場を建設すると発表した。主要工場である日進工場鋳造設備の老朽化に伴う生産効率の低下を解消するため、新たに岐阜県土岐市に生産拠点を設け、生産能力の向上とともに生産の効率化を図り、より一層高品質な製品供給をすすめるべく、鋳造工場を建設するもの。

 主要取引先である自動車業界は、普通車や小型車の新型モデルの投入などにより国内新車販売台数が好調に推移し、建設機械業界も東京五輪開催に向けた建設関連特需や成長戦略推進が景気感を押し上げ好調に推移している。

<工場建設の概要>

所在地:岐阜県土岐市泉町久尻1460(当社及び当社子会社所有地)

工場用地他:24,000㎡

工場建屋他:8,800㎡

工場建設着工:2018年1月(予定)

操業開始:2019年1月 (予定)

設備投資額:約40億円 (予定)

生産品目:ダクタイル鋳鉄品 (自動車部品、産業用機械部品等)

生産能力:4,000トン/年

従業員:操業開始時 約80名

資金計画:自己資金及び借入金等により充当