キャタピラー日本法人、本社を横浜みなとみらい21地区に移転、12月めどに約300人

 キャタピラージャパン合同会社(東京都世田谷区、ハリー・コブラック代表取締役)は8月8日、現在東京都世田谷区用賀にある日本法人本社を今年12月初旬をめどに神奈川県横浜市みなとみらい地区に移転すると発表した。また、企業立地促進条例に基づき2億5,400万円を助成する横浜市も同日付けで発表した。

 キャタピラージャパン合同会社は、建設機器の分野で世界シェア1位のキャタピラー社(米国)の日本法人で、国内のキャタピラーグループを統括する企業。資本金10億円、従業員2,098人。

 今回の事業計画では、東京都世田谷区用賀の本社などを集約して「みなとみらい21地域」(西区みなとみらい3-7-1、OCEAN GATE MINATO MIRAI)に移転することにより、製品の国内導入・販売企画事業や国内ディーラー網のサポートなどの中枢的機能を集約し、経営の効率化を図る。あわせて、キャタピラーグローバルでのモデルケースとなる新しいスタイルのフレキシブルなオフィス環境を構築する。

 移転するのは用賀事務所(本社)組織および相模地区の一部組織(主に製品の国内導入・販売企画 事業や国内ディーラ網のサポトなど機能)、キャタピラーの関連会社も含めて約300名。