新日鉄住金エンジニアリング、愛知製鋼の岐阜電子部品工場増築工事を着工

  •  新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は6月15日、岐阜県各務原市において、愛知製鋼より受注した「岐阜 電子部品工場増築工事」の建設工事に着手したと発表した。

施設は、施主が掲げる「オンリーワン製品を世界へ」という取組みの一環として、ハイブリッド車など次世代自動車の「インバーター用放熱部品」の製造工場を増築する計画となる。建物規模は、鉄骨造2階建て延床面積約7,500㎡で、竣工は2017年12月を予定している。

施設の設計では、最適な「生産の場」とすべく、同社システム建築商品「スタンパッケージR(https://www.sp-so.com/)」部材や独自の空調システムの採用等により「CASBEE」Aランクの環境(断熱性・遮音性・省エネ等)を実現している。また、動線計画では、明確なゾーニングに基づき交差を排することで「人とモノの動線を整流化」し、合理的で安全性の高い作業環境を実現している。

新日鉄住金グループの一員として鋼構造分野に大きな強みを持つ同社は、産業建築分野を得意領域の一つとして実績を積み重ねている。引き続き、鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かした商品・技術の提供を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献していくとしている。

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