日清オイリオグループ、インドネシアでチョコレートの製販合弁

日清オイリオグループは2月8日、2016年8月3日付で開示していた、サリムグループとのチョコレート事業における提携協議の開始について、連結子会社の大東カカオが、PT Salim Ivomas Pratama Tbk(同社はサリムグループ傘下のインドフードグループ企業。以下、SIMP)との間で、インドネシアにおいて業務用チョコレートの製造・販売を行う合弁会社を設立する、と発表した。

 

インドネシアをはじめとする東南アジア各国では中間所得層の拡大と購買力の高まりにより、チョコレート市場の裾野が確実に広がってきている。大東カカオは、かねてよりこの有望市場でのチョコレート事業への参入を検討しており、SIMP社との間で基本合意書(MOU)を締結して以来、合弁会社設立に向けての協議を進めてきた。

 

今回、合弁会社を設立することにより、高度なチョコレート製造技術を有する大東カカオと、インドネシアをはじめ東南アジアにおいて高い市場プレゼンスと強固な事業基盤を有するサリムグループが、互いの強みを発揮することにより、同地域におけるチョコレート事業への参入を目指す。

<合弁会社の概要>

名称:PT INDOAGRI DAITOCACAO

設立年月:2017年3月(予定)

決算期:12月 代表者:未定

所在地:(本社)The City Tower JL. M.H. Thamrin No.81, Menteng, Central Jakarta (工場)Kota Bukit Indah, Purwakarta, Jawa Barat, Indonesia

資本金:3200万米ドル相当のインドネシアルピア(約38億円)

出資比率:大東カカオ51%、SIMP49% 事業内容:業務用チョコレートの製造・販売

純資産および総資産:未定

 

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