コマツ、新入社員351人に社長講話、安全・コンプライアンス最優先と「挑戦」重視を訴求

コマツは4月1日、石川県小松市のコマツウェイ総合研修センタで2026年度の新入社員研修を開始し、今吉琢也社長がグループの定期採用新入社員351人に向けて講話を行った。安全・健康・コンプライアンスを最優先とする基本姿勢を示すとともに、同社の価値観に基づく「挑戦」の重要性を強調した。

講話で今吉社長は、社会人としての第一歩にあたり「安全、健康、コンプライアンスがすべてに優先することを常に意識してほしい」と述べ、企業活動の基盤としての徹底を求めた。

その上で、同社グループが掲げる価値観である「挑戦する」「共に創る」「やり抜く」「誠実に取り組む」の理解を深めるよう促し、特に「挑戦する」姿勢を重視する考えを示した。「挑戦」は英語で「アンビション(Ambition)」に相当するとし、「困難を成長の機会と捉え、高い目標に挑み続けてきた歴史がコマツの強み」と語った。

また、現在推進中の中期経営計画「Driving value with ambition(価値創造への挑戦)」にも言及し、「安全で生産性の高いクリーンな現場を実現するソリューションパートナー」を目指す方針を説明。無人化・自動化やAI、DXの活用と現場力を融合し、顧客の安全性や生産性向上、社会課題の解決に貢献していく方向性を示した。

新入社員に対しては「まずは『Try(何か新しいことを始める)』からスタートし、徐々に大きな課題に挑戦してほしい」と呼びかけた。挑戦を成功させる要素としては、①コミュニケーション力、②現場・現実・現物に基づく現場力(3現主義)、③広い視野と客観的分析—の3点を挙げた。

最後に「皆さんは今日からコマツのグローバルチームの一員。世界中の仲間と共に挑戦し続けてほしい」と述べ、主体的な変革と成長への期待を示した。

以上

【コマツ】2026年度新入社員への社長メッセージについて 2