カルマー、マーハー・ターミナルズ向けにハイブリッド式ストラドルキャリア30台を受注

・安全・環境対応強化を支援

カルマー(Kalmar):2026年2月13日

港湾荷役機器大手のカルマー(Kalmar)は、長年の顧客であるマーハー・ターミナルズ(Maher Terminals LLC)から、ハイブリッド式ストラドルキャリア30台を受注したと発表した。受注は2025年第4四半期に計上済みで、納入は2026年第4四半期を予定している。導入先は、米ニュージャージー州のマーハー・ターミナルズ・マリンコンテナターミナルとなる。

マーハー・ターミナルズは、世界有数の民間コンテナターミナル運営会社で、北米最大のマリンコンテナターミナルをニューヨーク・ニュージャージー港で開発・運営している。近年、同社はニューヨーク・ニュージャージー港湾局(Port Authority of New York & New Jersey)と33年間のリース延長契約を締結し、拡大する貿易需要への対応を進めている。

今回導入されるハイブリッド式ストラドルキャリアは、同社の継続的な車両更新プログラムの一環。これにより、同社が運用するカルマー製ストラドルキャリアは計270台超を維持する見通しだ。

新型機には、視覚・聴覚アラームを組み合わせて衝突リスクをオペレーターに通知する「カルマー衝突警告システム(Kalmar Collision Warning System)」を搭載。マーハー・ターミナルズは同システムの開発段階からカルマーと協業し、2022年に試験導入を開始した。今後数年で既存保有機へのレトロフィット(後付け改修)も進め、全車両への展開を目指す。

マーハー・ターミナルズのルー・アローラ最高技術責任者(Lou Allora, Chief Engineer)は「カルマーとは40年以上にわたり、オープンで透明性の高い関係を築いてきた。最新のハイブリッド式ストラドルキャリアへの更新は、ネットゼロ達成に向けた取り組みを前進させる合理的なステップだ。燃料消費量や地域排出ガスの削減に加え、国際港湾労働者協会(ILA)のオペレーターにとって安全性と快適性の向上にも寄与する」とコメントした。

カルマー・アメリカズ(Kalmar Americas)で水平搬送機器部門の営業責任者を務めるトロイ・トンプソン氏(Troy Thompson, Head of Sales, Horizontal Transportation)は「今回の大型受注により、マーハー・ターミナルズとの長年の関係をさらに強化できることを嬉しく思う。ハイブリッド技術は、安全で効率的、かつ環境負荷の低い機材への更新という同社の方針を力強く支えるものだ。カルマー製ストラドルキャリアとしては最大級かつ最も新しい保有車隊の一つを持つ同社の継続的な投資こそが、北米屈指のマリンコンテナターミナルとしての評価を支えている」と述べた。

カルマーは、持続可能なマテリアルハンドリング機器・サービスの先導企業を掲げ、港湾・ターミナル、物流センター、製造業、重量物物流分野向けに幅広い大型搬送機器とサービスを展開している。フィンランド・ヘルシンキに本社を置き、世界120カ国以上で事業を展開。従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)上場。

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