CKDが2月13日に発表した2026年3月期第3四半期(25年4〜12月)決算は、売上高が1,120億1,600万円で前年同期比2.7%減、営業利益は125億1,000万円で同9.2%減、経常利益は127億3,700万円で同9.4%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は88億3,800万円で同6.7%減となり、減収減益での着地となった。1株当たり四半期純利益は132円28銭だった。
世界経済は地政学リスクの高まりや各国の政策動向による不透明感が継続した。半導体市場では生成AI関連への設備投資が堅調に推移し、第3四半期後半から急速な立ち上がりを見せている。一方、二次電池市場ではハイブリッド車向けで一部動きがあるものの、電気自動車向けでは慎重な見方が続き、設備投資は総じて低調に推移した。
海外では中国で半導体及び半導体製造装置の国産化の動きが継続し、設備投資は堅調だった。米国でもデータセンター向けなどの半導体需要に牽引され、引き続き成長が見込まれている。
■ セグメント別業績
セグメント別では、自動機械部門が売上高135億4,300万円で前年同期比26.1%減、セグメント利益30億9,500万円で同20.2%減となった。国内のジェネリック医薬品の安定供給に向けた投資が一巡し、薬品包装機の売上高が減少した。リチウムイオン電池製造システムでは、日系自動車メーカーの電気自動車向け車載用電池への設備投資に慎重な動きがみられ、売上高が減少した。ただし、生産性向上や注力している包装サービスが堅調に推移し、利益率は改善した。
機器部門は売上高984億7,200万円で前年同期比1.8%増、セグメント利益130億1,900万円で同2.3%減となった。国内市場では、グローバルにおける生成AI関連の半導体需要増加を背景に、半導体製造装置向けの売上高が堅調に推移した。幅広い業種で人手不足に伴う自動化投資への需要も底堅く推移した。海外市場では、中国が半導体関連に加えて二次電池向けの需要が牽引し、韓国や台湾でも半導体関連向けの投資が増加したことで、東アジア地域で売上高が順調に推移した。
■ 2026年3月期通期の連結業績予想
2026年3月期通期の連結業績予想については、2025年11月14日に発表した数値から変更はない。売上高1,510億円で前期比3.0%減、営業利益166億円で同12.7%減、経常利益166億円で同13.4%減、親会社株主に帰属する当期純利益112億円で同17.2%減、1株当たり当期純利益167円63銭を見込んでいる。想定為替レートは1米ドル145円を前提としており、こちらも変更はない。
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