古河産機システムズ、ポンプ出荷用強化段ボールパレットが「ワールドスター賞」受賞

・環境性と強度を両立

古河機械金属は2月16日、古河産機システムズ(東京都千代田区)とナビエース(愛知県春日井市)が共同開発したポンプ出荷用の強化段ボールパレットが、世界包装機構(World Packaging Organisation:WPO)主催の「ワールドスター・グローバル・パッケージング・アワード2026(WorldStar Global Packaging Awards 2026)」でワールドスター賞を受賞したと発表した。2025年の日本パッケージングコンテストにおけるジャパンスター賞(日本貿易振興機構理事長賞)に続く国際的な評価獲得となる。

同製品は、古河産機システムズとナビエースが、ポンプ出荷時の環境負荷低減を目的に開発した強化段ボール製パレット。従来は木製パレットを用い、ポンプ本体をボルトで固定していたが、木材使用量の削減やCO₂排出量低減が課題となっていた。

段ボール化にあたっては、強度不足や資材増加が障壁だったが、強化段ボールを採用し、ボルト締結に耐える構造を実現。さらに、輸送時の衝撃でボルトが緩まない設計とすることで、安全性と実用性を確保した。

最大200kgのポンプを安全に固定できる強度を備えるほか、ポンプ脚とパレットを固定するボルト位置を自由に変更できる構造が特長。1種類のパレットで形状や重量の異なる最大10種類のポンプに対応できる汎用性を持つ。これにより、組立梱包時間を70%、開梱時間を90%削減。加えて木材を使用しないことで、CO₂排出量を従来比61%削減したという。

同製品は2025年8月、日本包装技術協会主催の「2025日本パッケージングコンテスト」で最高賞の一つであるジャパンスター賞を受賞。今回、世界40カ国から約550点(2025年実績)が出品される国際的コンテストでも評価され、機能性と環境性能が世界水準で認められた格好。

古河産機システムズは今後もポンプ出荷に強化段ボールパレットを積極的に採用し、環境負荷低減と作業効率向上を両立。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させる方針としている。

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