・8台とローラー1台を納入
山東臨工(SDLG ):2026年2月4日
山東臨工はこのほど、マレーシアの主要顧客向けにカスタマイズした40トン級大型油圧ショベル8台とロードローラー1台を現地施工現場へ納入した。40トン級以上の大型ショベルがマレーシア市場に投入されるのは同社として初めてで、東南アジアにおける大型建設機械分野での重要な突破となる。
今回の協業は、顧客側が同社のブランド力、製品品質、サービス体制を高く評価したことが背景にある。顧客は初回の工場視察で、先進的な製造プロセス、強固な研究開発力、厳格な品質管理体制に強い印象を受けたという。その後もパートナー企業を伴い複数回工場を訪問するなど関係を深化させ、業界内で同社製品を積極的に紹介。さらに、自社施工現場を現地での実機デモ拠点として開放し、実際の施工環境で性能を体感できる場として活用する意向を示している。
■複雑な特別仕様に対応、専任チームで迅速開発
今回の受注では、マレーシアの施工条件や実作業ニーズに合わせ、複数の特殊仕様が求められた。設備のカスタマイズ設計、生産適合、調達スケジュール管理などで高度な対応が必要となった。
これに対し、山東臨工は専任プロジェクトチームを迅速に立ち上げ、技術的実現可能性の検証、生産工程の最適化、部材調達計画の精査などを多面的に検討。複数回の受注レビュー会議を通じて仕様をブラッシュアップし、すべてのカスタマイズ要件を実装したうえで、納期内に納入を完了した。
■東南アジア大型機市場での布石
今回の40トン級カスタム機の納入は、同社にとってマレーシア大型ショベル市場への本格参入を意味する。高付加価値のカスタマイズ製品とサービスを武器に、東南アジアの高級工程機械市場での競争力とブランド影響力を一段と高める狙いだ。
同社は「顧客中心」を掲げ、技術開発力、成熟したカスタマイズ対応体制、海外サービスネットワークを強みに、各国市場の多様化・高度化するニーズに応える方針。今後も最適化されたトータルソリューションの提供を通じ、海外市場での事業拡大を加速する構えである。
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