川崎重工、油圧機器のインド合弁会社がインド国内向け累計出荷20万台を達成

川崎重工業は2月10日、インドで油圧製品の製造・販売を手掛ける現地法人「ウィプロ・カワサキ・プレシジョン・マシナリー(Wipro Kawasaki Precision Machinery Pvt. Ltd.)」において、1月30日にインド国内顧客向け油圧ポンプおよび油圧モータの累計出荷台数が20万台に到達したと発表した。

同社は、建設機械向け油圧ポンプや油圧モータを主力とする精密機械事業の競争力強化を目的に、インド現地企業ウィプロ・エンタープライゼズ(Wipro Enterprises Private Limited)との合弁により設立。2012年12月に操業を開始し、生産・販売・サービスの一体拠点としてインド国内市場を中心に事業を展開している。

現地調達の拡大や現地従業員の積極採用を進め、インド市場に根差した体制を構築。インドでは急速な経済発展を背景に建設機械需要が拡大しており、油圧機器市場も成長を続けている。こうした中、同社製品は品質・信頼性の面で高い評価を受けているという。

2019年には新工場を開設し、生産能力を拡充。顧客の生産変動に柔軟に対応できる体制を整えた。製品ラインアップも、操業当初は油圧ショベル用ポンプ1機種からスタートしたが、現在は油圧ショベル用ポンプ6機種、油圧ショベル用モータ3機種に加え、バックホーローダー用ポンプおよびテレハンドラー用ポンプ(各1機種)へと拡大。幅広い建設機械分野の需要に対応している。

その結果、2023年2月に累計出荷10万台を達成。そこから約3年で倍増となる20万台に到達し、インド市場での事業基盤を一段と強固にした。

川崎重工は、同社をインドにおける重要な生産拠点と位置付け、今後も高い技術力と品質力を武器に事業拡大を図るとともに、雇用創出を含めた現地経済への貢献を継続する方針だ。

<会社概要>
商号:Wipro Kawasaki Precision Machinery Pvt. Ltd.
所在地:インド共和国 カルナタカ州ベンガルール市
設立:2012年2月
操業開始:2012年12月
代表者:初田 稔
出資比率:川崎重工51%、Wipro Enterprises49%
事業内容:油圧製品の生産・販売・サービス

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