英JCB、ゼロエミッション機器を強化、エグゼクティブ・ハイヤー・ショーで水素発電機など披露

JCB :2026年1月23日

JCBは、2026年に開催されるレンタル業界向け展示会「エグゼクティブ・ハイヤー・ショー(Executive Hire Show)」に出展し、最新のコンパクトレンタル機器とゼロエミッションソリューションを披露する。水素、電動、クリーンディーゼルを含む幅広いラインアップを展示し、現場での脱炭素化提案を強化する。

展示の中心となるのは、水素燃料を使用する発電機「G60RS H(水素発電機)」で、すでに顧客向けに提供を開始している。出力100kWの同機は、JCBパワーパック(JCB Powerpack)と組み合わせることで、レンタル事業者や建設業者向けのオンサイト型マイクログリッドを構築できる。

同システムの中核を担うのが、JCBが英国で設計・製造した水素燃焼エンジンだ。JCBは、実用的なゼロカーボンのディーゼル代替技術の開発に向け、総額1億ポンドを投じた投資プログラムを進めている。

水素発電機は、パワーパックと併用することで高効率なバッテリー充電装置として機能する。バッテリー容量の補充やピーク時の電力需要に応じて必要な時だけ稼働するため、効率的な電力供給が可能となる。

G60RS Hは、従来のディーゼル発電機と同等の出力性能と操作性を確保している点が特長だ。設置、運転、保守、点検といった運用面はディーゼル機とほぼ同様で、燃料に水素を使用する点のみが異なる。これにより、作業現場は運用上の妥協を伴うことなく、化石燃料からの転換を図ることができる。

このほか会場では、レンタル市場向けのコンパクト機も多数展示する。主な出展機は、電動マイクロショベル「8008E」、ミニショベル「18Z-1」、コンパクトサイトダンパー「1T-2」、電動ダンパー「HTD5-E」、電動シザーリフト「S1932E」など。

JCBは、同展示を通じて、性能や使い勝手を損なうことなく現場の排出量削減を実現する同社技術の有効性を、レンタル事業者に訴求する考え。

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