・積み込み作業の省燃費化と安全性向上を強化
日立建機は1月27日、ZW-7シリーズのラインアップを拡充し、中型ホイールローダ「ZW100-7」「ZW120-7」の2機種について、2月2日から日本国内向けに受注を開始すると発表した。積み込み作業時の走行制御機能を新たに搭載し、燃費性能と操作性を高めた。年間販売目標は2機種合計で950台。
同機は、一般土木をはじめ、酪農・畜産、物流、資源関連、除雪作業など幅広い用途を想定する。標準バケット容量はZW100-7が1.3 ㎥、ZW120-7が1.5 ㎥で、中型クラスの主力機として位置付ける。
最大の特長は、積み込み作業時の走行速度を自動制御する「アプローチスピードコントロール」の採用だ。従来はアクセルとブレーキを併用して速度調整を行う必要があったが、同機能により走行速度を自動で抑制。作業量当たりの燃料消費低減と、オペレーターの操作負荷軽減を両立した。操作の簡素化により、積み込み作業への集中度を高める効果も見込む。
安全性と生産性を高めるオプションも充実させた。車体周囲を270度俯瞰表示する周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」は、タイヤ側面などの死角低減に寄与する。荷重判定装置「ペイロードチェッカーLite(ライト)」は、リフトアーム上昇時にバケットの積載重量を計測し、過積載や過小積載を防止することで、積載効率の最適化を支援する。
また、油圧ショベルZAXIS-7シリーズと同様に、OTA(無線通信)を活用した遠隔サービス「ConSite Air(コンサイト エアー)」を適用。遠隔での機械状態診断やソフトウエア更新を可能とし、保守作業の効率化とダウンタイム低減を図る。
日立建機は、これらの機能を通じて「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」を軸とするソリューション提供を強化し、「人と機械の最適な関係」をめざした取り組みを進める。
<主な仕様>(抜粋)
・標準バケット容量:ZW100-7=1.3 ㎥、ZW120-7=㎥
・運転質量:ZW100-7=7,560kg、ZW120-7=8,540kg
・エンジン最大出力(グロス):74kW/2,000min⁻¹(両機共通)
・標準小売価格:ZW100-7=1,680万円、ZW120-7=2,196万円(工場裸渡し、税別)
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